「Satoぱん工房」先生に習ってカフェチョコナッツパンを焼いてきました!
秋晴れの日バイクに乗って、「Satoぱん工房」さんのパン教室体験に行ってきました!体験教室のメニューは「カフェチョコナッツパン」!
ハコイチで愛される「Satoぱん工房」さん、ハコイチに出展頂くようになって二年ほど経ちます。待望のパン屋さんキター!と初出展の申し込みをもらったときに嬉しかったのを覚えています。それからはずっとハコイチのお楽しみのうちの一つ。
今でこそパン屋さんのイメージが強い「Satoぱん工房」さんですが、パンを売るパン屋さんなのはここ10年ほどで、実はパン教室の先生歴が長いんです。教室を開いて20年ほどになるとか。
きっかけは料理教室。料理を習いに行ったはずのABCクッキングスタジオ、隣のクラスがパンクラスでおいしそうだなあ楽しそうだなあと習い始めたらハマってしまい…なんと通い詰めて師範免許を取得。最初はママ会などにパンを焼いて持って行っていたら、そのうち教えて欲しいと言われパン教室「Satosato Bread Class」を開講。そして次には売ってほしいと言われ「Satoぱん工房」が誕生。パンと「Satoぱん工房」さんが出会ってくれたおかげで、毎月美味しいパンが食べられているわけです。
パン教室の会場は「Satoぱん工房」さんのご自宅キッチン。まごうことなきアットホームなので緊張感など微塵もありません。ちなみにこの日はうちの子じゃないけれど、お子さま連れで行きました。お子さま歓迎だって。小さめのお子様はお子様向けメニューがあるよ。
さ、パン作っていきましょー。材料とか道具とか。真ん中の白いかまぼこみたいなのが「スケッパー」。この便利アイテムなしにはパンは作れないと学びました。詳しくは後ほど。
まずは計量から、強力粉(初心者さんには安定の日清カメリアがおすすめだよ)は先生が準備してくれています。パン作りでまず大切なこと、それは「材料の配置」。それぞれの材料の役割に合わせて、ボウルの中に配置しましょう。大中2つ用意したボウルの大きい方の左半分に、強力粉の半量を入れます。強力粉の上に砂糖、砂糖の横にドライイーストを入れます。砂糖はイースト菌のごはんなので近くにね。そしてボウルの空いている側右半分に室温に戻した卵を入れましょう。
強力粉の残り半分が入った中ボウルには、塩と、室温に戻したバターを。
牛乳に粉コーヒーを溶かして42~3℃のカフェオレを作っておき、イーストめがけて投入!目覚めろイースト菌よ!
木べらで高速に混ぜるべし!生地にツヤ粘りが出るくらいまで2分くらいがんばる。
それから塩とバターが入っている方のボウルの材料も投入します。木べらでバターをつぶすように混ぜ混ぜして粉っぽくなくなったら、きれいにした台へぼてっと落とします。(そんなに高いところから落とさなくてもいいらしい)
ここからこねていくよ!まずはバターを生地に練りこむ感じ。べたべたするけれど、5分くらいせんたくごね(せんてくものを洗うような感じで、奥に伸ばして手前に戻してきて…って感じ)する。
このこねの工程でさっきのスケッパーが大活躍。こね始めたら適宜、手についた生地、写真のように台にべたぁってくっついた生地をスケッパーで掃除しましょう!生地はどんどん乾燥していくので、手や台についたりした小さな生地はすぐにかぴかぴになります。なので、ちょっとこねては手をスケッパーで掃除、台にびろーんと生地が広がったらすぐ掃除。生地を一つにまとめながらこねましょう。かつてパンを作ったときにいつまでもべとべとと手にくっつくなあパン作り難しいなあと思っていましたが、手に生地がついていると生地がついてくるという罠だったのです…!べとべととくっつくからと粉を足したりしてはいけません!って先生が言ってた。
せんたくごねでバターはなじみましたかね。つぎはV字ごね。まずは先生のお手本、それっ。
ぶいっ。
やってみますよ。ひだりにぶいっ。
みぎにぶいっ。
楽しいけどこねすぎてはいけない…。生地をまるくひとつにまとめて、人差し指でかる~く押して戻ってくればこねOK!押す力が強すぎてちょっと跡が残っております。
さ、一次発酵だよ!パン作りを始める前にオーブンを発酵モード(40℃)に準備しておいたかな?生地を丸めておしりをきゅっととじてあげて、とじ目を下にしてボウルに入れてラップをします。そして40℃で25~35分発酵しますよ。
様子を見て発酵時間を延ばしたりしつつ、一次発酵が完了したパン!大きく膨らみました~!イースト菌仕事した!
ここでフィンガーテストですよ。人差し指の第一関節くらいまで強力粉をつけて、生地に斜め3cm位指を入れてみます。ずぼっ。
きれいなへそが生まれました。今度は穴が戻らなければ発酵OK。戻ってくるようなら発酵不足なのでもうちょい発酵させときましょう。
手をぐーにして、3回くらい生地の違うところをそ~っと押さえて、ガス抜きしましょう。ガスを抜いてあげたら、こねずにやさしく丸めなおして、ベンチタイム。10分くらい休ませます。
さ、成型しましょう。とじ目(おしり)を上にしてめん棒で四角に伸ばします。パン成型用のいぼいぼめん棒を使うと打ち粉が必要ないです。生地を上下左右4回に分けてのばしましょう。上半分のばす、下半分のばす、右半分のばす、左半分のばす、感じ。めん棒でゴロゴロしすぎないのも大事。せっかく膨らんだからね…。成型出来たらチョコチップとクルミを全体に散らしましょう。ドライフルーツ入れたりしてもいいですね。水分のないものなら散らしてオッケーとのことですよ。
巻け巻け~!端っこが縮みがちだからちょっと引き出しつつね…。ほい、できた。
スケッパーで6等分に切ります。ぎこぎこ切らずに、ふん!(スケッパーを台にあてる)すかっ!(スケッパーを手前に引く)てな勢いで。
クッキングシートを引いた天板に切り口を上にして、巻き終わりを合わせて、三つ葉状に並べます。
できたと思いきや、ここで二次発酵だよ!ラップをして40℃で20~25分。パン作りとは待つことなり…とそろそろ悟り始める。お子様たちがまだ食べられないのかと荒れだす。わかる。お腹がすくよね…。
待つことに飽きだしたお子様たち(私を含む)に先生の優しさが!お待ちかねのおやつタイムだよ。揚げたてポテトチップスとお庭のローゼルティーカルピス割り。
おしゃべりしていたら、20分とかあっという間なんだよね…。パン教室常連の皆さんは、作業をちゃちゃっと終わらせておしゃべりタイムを楽しまれるそうです。
さ、二次発酵完了!またちょっと膨らんだね。
卵液を全面に塗って、
アーモンドスライスを散らします。予熱しておいたオーブンで焼きましょう!先生の小ワザ、焼成温度は190℃でしたが、210℃で予熱してました。天板を入れると20℃くらい庫内の温度が下がるからだそう。天板を入れたら一度リセットして、190℃で12~15分焼きましょう。
焼けたよ~!!パンのいい香りが辺り一面に…焼き立てのふわっふわのパンを初めていただきます。もふーっ!あちあち!幸せの味がするわ~。
初めてのパン作り…とても楽しかったです!発酵してぷう~っと膨らんだパン生地を見たときは感激したなあ…今まで何回かパン作ったことありますが、あんなにきれいに膨らんだことなかったもんなあ…。外はぱりっと中はしっとりふわふわでした…ばっちり発酵したからこそのあのふわもち食感ね…。ほんと焼き立てのパンは違いますよ…ぜひ味わってみて欲しいなあ。
「Satoぱん工房」先生、丁寧にきっちり教えていただきありがとうございました!みんなでワイワイつくるの楽しかったですね。楽しくておいしいとか幸せなので、通うことにしました。パン作りの基礎からアレンジまで教えてもらえますよ。ちなみに初級者コースはこんなメニュー展開。
12月もよろしくお願いします!なお、体験教室は1500円です。平日の10時~13時、二名様から。興味ある方は、「Satoぱん工房」さんにお尋ねください。ちなみに体験じゃない教室は各3300円でっす。私は次はアーモンドパンだな…楽しみ~。